真矢バアムのブログ

とある新社会人のぶろぐ

Poppin' party

この土日、Poppin' party × SILENT SIREN の対バンライブに参加してきた.

その名も「NO GIRL NO CRY」

NO MUSIC NO LIFEみたいな恥ずかしいタイトルやなとか思ってた. 

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なぜなら私は昔こんなような画像をパソコンやiPodに保存してはニヤニヤする良くわからん習慣があったからだ.

 

そんなことはさておき.

Poppin' partyとSILENT SIRENはどちらもガールズバンドであり、男性の客層が多く、ポップな歌を売りとした共通点がある.

Poppin' partyが結成した当初、SILENT SIRENのライブ映像を何度も見て参考にしていたらしく、お互いのワンマンライブに遊びに行くほどの関係性ではあったらしい.

しかし、明らかに違う点がひとつ.

それは「結成当初の本人達の気持ち」である.

SILENT SIRENは元々デビューする気は全くなく、読者モデルで軽音楽経験者のメンバーがたまたま意気投合し趣味のような形でバンドを組んだことが始まりだが

Poppin'partyは事務所の意向でガールズバンドを組んでいる. そのため、楽器初心者で楽譜も読めなかったようなメンバーもいる.

つまりSILENT SIRENは自分たちがやりたくて結成したのに対し、Poppin'partyは事務所がきっかけとなり結成している.

 

Poppin' partyは、複数のガールズバンドからなるバンドリ!プロジェクトの中心として最初から活動をしてきていたものの、CD等の売上を見ると後から続々デビューしたバンドリ!の他のバンドの方が売れていたりする現状があった.

曲は良いけどなかなか飛び抜けて売れないPoppin' party.

他のバンドは、運営が決めた方針やコンセプトに沿ってライブや楽曲を展開していくのに対し

Poppin' partyはライブの度に、その時の思いや悔しさ、自分たちがやるべきこと、自分たちらしさとは何かについてひたすら考えていた.

 

そして、待ちに待った憧れの先輩バンドとの対バンライブ.

ただ、会場は音響があまりよくなく立地も最悪で客席も当日完売させることはできなかった.

ネットでも色々と客が入らなかったことについて叩かれたりしていた.

 

しかし、私はこのライブでPoppin'partyの輝きをたしかに感じることが出来た.

最悪の音響でもしっかり伝わってくる歌唱力、ファンとの一体感、そしてSILENT SIRENの皆さんから学び得た魅せ方などはもちろんだが

何よりPoppin'partyのメンバーが心からライブを楽しんでいた.これが1番な気がする.

いつも、ライブ楽しい!みんな来てくれてありがとう!とメンバーは言ってくれるが、その裏には不安や焦りが混ざっているように感じてしまっていた.

しかし昨日のライブは違った.

 

心からまず自分たちが楽しむことで、周りの人も楽しませることが出来るのだと感じることが出来た素晴らしいライブだった.

 

これからもPoppin'partyの皆さんを応援します.