真矢バアムのブログ

とある新社会人のぶろぐ

根と葉っぱ

木、というのは根の部分と葉の部分それぞれの容量が同じになっているらしい.すなわち土から上の部分と、土から下の部分が同じ容量らしいのだ.

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その木を社会人に例え
土から下の根っこの部分がその人の思考やマインド、土から上の葉の部分が仕事に必要なスキルや能力とする.


うちの会社では、葉の部分ばかり育てて根がヒョロヒョロなことによって倒木状態になってる人が少なからずいるらしい.
だから、新卒の皆さんは仕事を成功させるために必要なマインドを勉強して、根も葉もある人になりましょう、と.


だが社会人経験をしたことのない新卒の私から言わせてもらうと、あまりに研修で長い間こういう精神論をやりすぎていて、根ばっかりの葉なし人間しか出来ないのではと思ってしまう.
落雷にあった後に根っこだけ辛うじて残った木、みたいな.


最初に1週間くらいマナーとか社会人としての基本精神を学んだ後は
実際に現場に入って、研修生という免罪符を使ってたくさん失敗して自分の至らないところに気付いて直して、を繰り返す方が早く成長出来るんじゃないんか?と思ってしまう.
そして現場に出て困った時に学べる研修等の環境を提供しておく、または現場→研修→現場のサイクルを用意しておくくらいでいいのでは.
その方が、根も葉も同じくらいの容量で育つ気がする.
とにかくひたすら座学メインの研修をする時間が長すぎる. まあ高校の延長みたいな気持ちで講義受けてレポート書くだけで給料もらえるのはありがたいのかもしれんけど.


ベンチャーに行った友達に話を聞いていて少し危機感をおぼえてしまったのである.

 


と、嘆いても何も変わらないので
とりあえずは沢山教えて頂ける精神論を忘れないようインプットし続けることとする.


ふぅ...