信頼
この前の研修でこんな話があった.
仕事というのは、簡単に方程式で表すと
人格 × スキル = 成果
であり、どれだけスキルを磨いても人格がダメダメならそれは仕事の成果には繋がらない
という話だ.
この、人格というのは
一言で言ってしまえば、信頼される人かどうか、ということ.
さらに信頼される人には主に5つの要素があるらしい.
1 礼儀をわきまえている
2 思いやりがある
3 相手を信頼している
4 (不正することなく)正しいことを行っている
5 物事の善し悪しを判断する知恵がある
この5つだ.
3 相手を信頼している については、心の中で思っているだけではなく、態度や言葉に示して相手に伝えなきゃいけないし
5 物事の善し悪しを判断する知恵 に関しては、結局仕事のスキルを上げていく上で備わっていくものが大きい気もするが、仕事で関わるスキルに留まらずもっと広い範囲での知恵、ということなんだろう.
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私の同期で演劇をずっとやってきた人がいるのだが、彼は人前で発表したりグループワークで発言したりする際に
「頼れそうな人感」「優秀そうな人感」を出すのがとてもうまい (彼の場合本当に頼れるし優秀なのだが、その実力以上にそう見える)
彼にその秘訣を聞いてみたところ
元々の体格(彼はとても背が高く手足が長い)による印象もあるけれど、目線や声色、手の動かし方、体の向きでも人に与える印象がだいぶ違い、彼はそれを普段から意識している
と爽やかに言っていた.
色んなキャラクターの人格を演じることが出来る演劇好きは説得力が違う. すごい.
なので、私は最初に述べた5つの要素に加え
信頼される人になるためには
6 頼りがいがありそうな堂々とした立ち振る舞い
も大切なのだなと思った.